ようへい先生の　“ちょっと使える話”

さて今日は、ミツバチの話です。


前回の象の話に続けると、生き物シリーズのようになっていますが、他意はありません。

チャレンジする時の心構えとして、大切な要素を示唆してくれる内容なのでお伝えします。



皆さんご存知のように、ミツバチは最も小さいハチの一種ですが、

その羽の面積は更に小さいです。


どのくらい小さいかというと、航空力学的に考えて、

身体を支えて飛行することが不可能である、というくらい小さいです。



驚くべきことです。



ミツバチは、理屈上では、飛べないハチなのです。

現代科学では、ミツバチの飛行を立証できないのです。


それでもミツバチは元気に、花から花へ、

蜜を集めに飛び回っています。


誰でも一度や二度は、ミツバチが飛んでいる姿を実際に見ていると思いますので、

それは厳然たる事実です。



でも何故、ミツバチは飛べるのでしょうか。

答えは、単純明快です。



自分が飛べないという理屈なんか、ミツバチは知らないからです。

自分は飛べるんだと信じて、これっぽっちも疑っていないからです。



近頃、口癖のように、二言目には「無理だ」と言う生徒がいます。

でも、それは大嘘です。


全ての事において、そこにあるのは‘可能性’だけです。

ですので、「無理だ」と言うのは大嘘です。

ましてや、まだ人生の序盤にいる若者が、使って良い言葉ではありません。


しかし、その言葉を使っていると、意識していなくとも潜在的に、

『自分制限パラダイム』を形成してしまうことになりますので、本当に注意が必要です。


ご家庭でももう一度、

知らず知らずに身についてしまった『自分制限パラダイム』について、

考えてみる機会を持たれることをゴテイアンいたします。


『自分制限パラダイム』は、強烈ですから。


それでは今回はこの辺で。またお付き合いいただければ幸いです。

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