ようへい先生の　“ちょっと使える話”

今回ご紹介したいのは、‘雨降り族’という民族です。


ある村に、‘雨降り族’と呼ばれる民族がいるそうです。

彼らは別段、変わった民族ではありません。

自然と調和しながら、その日その日を暮らしているそうです。


そんな彼らの頭を最も悩ませるのが、水の確保です。

水道を持たない彼らにとって、命水は雨に頼る他ありません。

飲み水の確保、作物への散水、彼らの運命は天に握られています。


日照り続きは、まさに死活問題。

解決方法は、祈ることしかありません。

‘雨乞い’です。



ここに、彼らが‘雨降り族’と呼ばれる所以がある訳ですが、これだけではありません。

彼らが‘雨乞い’をすると、100％雨が降るのです。例外なく、100％です。



しかし、科学的な検証を行っても、彼らに特別な能力は認められません。

何か特別な装置、マシーンを使う訳でもありません。


では何故、彼らは100％、雨を降らすことが出来るのでしょうか。




答えは、コロンブスの卵の如く明快。


「雨が降るまで、雨乞いを続けるから」




ここに成功法則の本質があります。

諦めさえしなければ、いつか必ず夢は叶うのです。

少なくとも、そう信じて続けることでしか、夢は叶わないのです。


もちろん、タイムリミットのある夢もあります。

しかしそれは、より大きな夢へのステップであるはず。

一時の結果よりも大切なのは、‘次へ夢を繋ぐ’ことです。



今回のゴテイアンは、この「雨降り族の話」をお子さんにお話しになり、

どんな反応を示すか、どのレベルで理解するかを見てみましょう、ということです。


お子さんの中に、どれだけ本質を見抜く目が養われているか、試せると思います。



それでは今回はこの辺で。またお付き合いいただければ幸いです。

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