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2015年03月10日

まず相手を思いやる





【陽平塾】春期講習生・新学期生募集中!!

※詳細はお問合せ下さい。(090-1882-7129)

 ⇒ 日程・授業料などはコチラ~(参考:春期講習申込用紙)



私は、子どもの成績を上げることが仕事ですが、

それを達成するために必要なことは、結構たくさんあります。


その中でも特に重要なものの一つは、

「家庭の環境が安定していること」、だと考えています。


今回お伝えしたいのは、

テンパっている時ほど、相手を思いやった方がラクになるという話です。



子育てというのは、いつも現在進行形なので、

2つ、3つ、4つ…と、即対応しなければならないことが重なることが

ザラにあると思います。


例えば、夕飯の支度をしながら、上の子の宿題に付き合っていたら、

下の子が泣き出したのに、玄関のチャイムが鳴った、という具合です。


こんな感じで一日中、皆さんが1人で頑張っていると、

旦那さん(奥さん)が外から帰って来た時に、ついつい、

「どれだけ忙しくて大変だったか」をアピールしたい気持ちになります。



時には、子どもにまで、

ちょっとキツメに当たってしまうことがあるかも知れません。



大変だったことを伝えるのは良いのですが、もし相手も外で忙しくテンパっていた場合、

「コッチはコッチで、忙しくて大変だった!」とイラッと反応されて、

本当はねぎらってもらいたいのに、逆効果になってしまうことがあります。


言い方次第で、何ともないお互いの報告にもなり得るし、

「コッチの大変さも知らないで!」と、険悪ムードにもなり得るケースです。



そんな時は、まず「相手の状況を思いやる」ことを先にした方がいいです。



何故かというと、「忙しかったね、大変だったね」と受け入れてもらえると、

相手のことを思いやる余裕が、相手の方に生まれるからです。


その後で、自分がどれだけ大変だったかアピールをした方が、

相手にも理解してもらえ、お互いにとってプラスになります。


その辺の順番をちょっと意識するだけで、結果が大きく違ってくるので、

出来るだけ実行した方が得ですね!



それでは今回はこの辺で。またお付き合いいただければ幸いです。

  

Posted by 井田陽平  at 22:00Comments(0)ちょっと使える話

2015年03月06日

雨の日の過ごし方




【陽平塾】春期講習生・新学期生募集中!!

※詳細はお問合せ下さい。(090-1882-7129)

 ⇒ 日程・授業料などはコチラ~(参考:春期講習申込用紙)



このところ天気が不安定ですね。

天気がデタラメなので、元気がありあまっている子どもちを、

公園に連れて行くことができません。


そんな時の選択肢の一つに、「図書館に行く」というのがあるのですが、

これはこれで結構楽しいみたいなので、半月に一度くらいは利用しています。


子どもたちのお気に入りは、もっぱら紙芝居で、

県立図書館にはずらりと揃えてあるので、

いつも1時間くらいは余裕で時間を過ごすことが出来ます。


絵本は買っても、紙芝居を買うことはあまりないと思いますが、

子どもも集中してくれるし、使ってみると、とても魅力的なツールです。

図書館なら借り放題なので、小さいお子さんをお持ちの皆さんにオススメです。


ちなみにウチでは、借りてきた紙芝居を、昼寝の前に読むのが慣例になりました。

スッと静かになるので、これもオススメです!



もちろん、小学生や中学生、高校生以上のお子さんでも、

相応の書籍が一通り揃っていますので、楽しむことが出来ます。



そんな訳で、天気がこんな時こそ、

「晴耕雨読」を実践してみることをオススメします。



それでは今回はこの辺で。またお付き合いいただければ幸いです。


  

Posted by 井田陽平  at 22:00Comments(0)ちょっと使える話



【陽平塾】春期講習生・新学期生募集中!!

※詳細はお問合せ下さい。(090-1882-7129)

 ⇒ 日程・授業料などはコチラ~(参考:春期講習申込用紙)



いよいよ3月、卒業や進級の季節です。

そこで今回は、そのお祝いに贈るのにオススメの本を2冊、ご紹介します。




まず1冊目は、『新・13歳のハローワーク』です。




現在は100年に一度という世界的な不況が続いていて、

貧困者が増え、国民の間の経済的格差も大きくなっています。

政府や自治体は、何とかしようとしているようですが、

行政に期待するだけでは、生きのびていくのはむずかしいのが現実です。


それでも、すべての子どもや若者は、

どうにかして、死なないで、生きのびていく必要があります。

だまされないように、好奇心をつぶされないように、

いろいろなものに積極的に興味を示して、

子どものころは「好きなこと」に、成長したら「自分に向いている職業」に、

出会うことができたらと思います。


この改訂版が、そのための何らかの参考になれば、

著者としてこれほどうれしいことはありません。


   ~『新 13歳のハローワーク』「はじめに」より~



2冊目は、この『新 13歳のハローワーク』から飛び出した、

画期的な進路ガイド『13歳の進路』です。




進路は未来へとつながっている。

できれば、親や教師や社会から「振り分けられ」「与えられる」のではなく、

自ら「選びとる」という積極性を持ってほしい。


希望する高校に落ちたり、高校を中退してしまったり、専門学校に行く資金がなかったり、

大学を出ても就職先が見つからなかったりしても、絶望してはいけない。


社会の中で生きのびる、つまりサバイバルしていくのは簡単ではないが、

しかし、対応策がまったくないわけではない。

その対応策の可能性を探るために、この『13歳の進路』は作られている。


   ~『13歳の新路』「はじめに」より~




どちらの本も、著者である村上龍氏ならではの、

徹底的にリアルでユーモアに溢れたテキストで説明されています。


私も塾生に紹介したり、教室に閲覧用として用意したりしていますが、

この本は、「買ったから全部読みなさい」ということではなく、

子どもの気持ちがホットになった時に、そのチャンスを逃さないように、

いつでも手元に置いておいておくというのが、適した使い方だと思います。


タイトルは『13歳の~』ですが、高校生以上でも十分読める内容ですし、

特に『13歳の新路』には、「高校生・大学生のための特別編」があり、

最先端を行く16人の企業人の特別エッセイも収録されています。



それぞれの価値観なので、もりろん私の意見が絶対ではありませんが、

スマホやゲームよりは、はるかに価値のある贈り物になると思います。


それでは今回はこの辺で。またお付き合いいただければ幸いです。



  

Posted by 井田陽平  at 22:00Comments(0)ちょっと使える話

2015年03月04日

家族で楽しむのが目的





まず、お知らせを一点。

【陽平塾】では、春期講習生の募集を開始しました。

また、卒塾生の枠が空いたので、新規生も募集します。

新たに通塾をご検討中の方は、ご連絡いただけると嬉しいです。


◎ 春期講習日程などはコチラ!!

 ⇒ 春期講習申込用紙




さて、先週は、千葉に住むじいじ(私の父)が遊びに来てくれて、

子どもたちを連れて遊びやら食事やら、出かける機会が多くありました。



気候も徐々に暖かくなってくると、

このように家族で出かける機会が増えるかと思います。


子供を連れての外出って、準備から何から色々あって、

思った通りに動けないことの方が多いですよね。


基本的に子供の準備はママ担当だと思うので、ママは大忙しです。

でも、ふだん子供に合わせて動くことに慣れていないパパは、

計画通りに物事が進まないだけで、ピリピリしてしまう人もいます。


そうして片方がイライラすると、それが伝染して、ムードが悪くなります。



そんな時は、

「計画通りに物事が進むことと、家族が楽しむこと、どっちが目的か」

を、考えながら行動することをオススメします。



休日のお出かけの目的は、「家族が楽しむこと」だと思うので、

計画通りに物事が進まないことにイライラしてしまうと、

目的を果たせないどころか、全く逆の結果を招くことになるので、

要注意だと思った次第です。



この価値観を、夫婦で共有しておくと楽ですね。



それでは今回はこの辺で。またお付き合いいただければ幸いです。

  

Posted by 井田陽平  at 22:00Comments(0)ちょっと使える話




前回お伝えした通り、今回は

『いまからいえでにいってきます』の

あらすじをご紹介します。



~あらすじ~ (チラシより転載)


あっくんは、元気な4歳の男の子。

でも、このごろ機嫌がよくありません。

お母さんに赤ちゃんが生まれるからです。


お父さんは、

「そんなことではお兄ちゃんになれないぞ。」

と怒ります。


あっくんも負けてはいません。

近所に住んでいる大好きなじいちゃんの家へ

家出をしてしまいました。


途中の公演にたどり着くと

一本のタンポポの綿毛がふわりと飛んできました。

思わずついていくあっくん。


着いたところは『ノハラハラ』!?

そこで出会った不思議な住人たち!?


さあ、あっくんの冒険のはじまりです。



~制作にあたって~ (チラシより転載)


この作品の主人公あっくんは

「お兄ちゃんになりたくない!」「大きくなりたくない!」と

家出をしてしまいました。


『子ども時代』 子どもたちは、

持ち前の好奇心に背中を押され、親の腕の中から

少しずつ外の世界へ踏み出していきますが、

心の成長は、行きつ戻りつを繰り返します。


例えば、赤ちゃんがえり。

しかり、そのことは子どもの成長にとって

とても大切なことです。


みなさん、あっくんの『そだちエネルギー』に

エールを送ってください。



【お問合せ・チケット】

090‐1882‐7129(井田)

※日程・会場は前回の投稿を参照して下さい。


  

Posted by 井田陽平  at 10:00Comments(0)ご案内




ご存じの方も多いかと思いますが、

今年も『鹿児島県子ども芸術祭典』がやって来ます!!



そもそも『鹿児島県子ども芸術祭典』とは何かというと、

鹿児島県子ども劇場協議会が主催する、

「すべての子どもに生の舞台芸術の鑑賞機会を」

というコンセプトに基いて開催される公演です。



生の舞台は、ごっこ遊びと同じ、

現実と虚構の世界を行き来できる世界です。


テレビの映像などでは決して代用出来ない、

とても貴重な体験になります。


この機会を逃すことなくお子さんに提供されることを

オススメします。



奄美での公演日程は、下記の通りです。

チケットは当方にもございますので、お問合せ下さい。



【奄美市】

2月11日(水)朝日小学校体育館 11:00開演

  11日(水)笠利小学校体育館 18:00開演
  
  12日(木)小宿小学校体育館 19:00開演
  
  15日(日)奄美小学校体育館 16:00開演


【奄美市以外】

2月13日(金)宇検村 元気の出る館

  14日(土)瀬戸内町 古仁屋小学校体育館

  17日(火)大和村 大和村体育館

  18日(水)龍郷町 浦生活館


【チケット】(3歳以上)

料金:1,000円(当日券1,200円)

問合せ:090‐1882‐7129(井田)



今回のお芝居は、劇団風の子九州による、

『いまからいえでにいってきます』です。


次回、あらすじをご紹介しますので、

またお付き合いいただければ幸いです。

  

Posted by 井田陽平  at 10:00Comments(0)ご案内

2015年01月06日

人生の上とは





よく聞け、

金を残して死ぬ者は下だ。

仕事を残して死ぬ者は中だ。

人を残して死ぬ者は上だ。

よく覚えておけ




明けましておめでとうございます。

新年一発目の更新です。




さて、冒頭の言葉は、明治~昭和初期の大政治家、

後藤新平の言葉です。


人生の価値とは何か。

その答えの一つを教えてくれる言葉です。



『金を残して死ぬ者は下だ。』


お金は確かに大切ですが、それ自体には何の価値もありません。

実際、お金が一瞬にして紙くず同然になってしまうという

ハイパーインフレを経験した国は、世界中に沢山あります。

使えばなくなってしまう、便利だけれど、それ以上ではないもの。


だから、そんなものを残して死ぬのは「人生の下」だと。



『仕事を残して死ぬ者は中だ。』


人生の大きな喜びの一つは、人の役に立っていると感じることです。

毎日仕事をする、そのことの根源的な意味は、ここにあります。

人の役に立っているから報酬が生まれ、生活することができます。

そうして成り立っているのが、人間社会というものです。


だから、人に喜びを与える仕事や事業を残すのは「人生の中」だと。



では、「人生の上」とは何か。


『人を残して死ぬ者は上だ。』


この社会を継ぐ価値ある人間を育て、残すことこそが「人生の上」だと。




この文章を読んでくださっている方の多くは、子育て中の方だと思います。

私もその一人です。他人のお子さんを預かる仕事もさせていただいています。



そうです、私たちは今、毎日毎日、「人生の上」を生きているのです。

改めてそのことに自信と誇りを持って、この一年も充実させていきたいですね。




悩みや心配事は尽きない、世の中は不景気、将来は不安だらけ・・・

それがどうした、

私たちは今、人間を育てているんだ。




それでは今回はこの辺で。今年もよろしくお願い申し上げます。






◎【陽平塾】追加募集開始!!

 従来の火・木・土に加え、1月より水曜日の20:00~開講します。

 それに伴い、新たに生徒募集を致しますので、

 通塾をご検討中の方は、お問合せ(090-1882-7129)下さい!!

  

Posted by 井田陽平  at 10:10Comments(0)ちょっと使える話



冬期講習生募集中。詳細はコチラをクリック!!



いよいよ年の瀬も迫って来ましたね。

クリスマスプレゼントにお年玉、

子どもたちにとっては、待ちに待った冬休みです。



楽しい冬休みですが、受験生はもちろん、

非受験学年も遊んでばかりはいられません。



「友達の家で宿題やってくるね~!」

「友達と図書館で勉強してくる!!」

というのは、休日にありがちなケースですが、

今回は、そんな『友達との勉強会』を

4倍効果的に行う方法をお伝えします。



まず、人間の脳みその話なのですが、人間の脳は、

そもそも沢山のことが忘れられるように出来ています。


どのくらい忘れるかというと、

何かを学んでから48時間で、その8割を忘れてしまいます。


覚えたことを忘れたくない場合は、

48時間以内に復習しなければいけません。

ですので生徒にも、宿題は明後日までにやろう、と伝えています。


これは前提として大切なことなのですが、

あるやり方で復習をすると、

普通なら2割しか覚えていられない(8割忘れる)ところを、

8割覚えていることが出来るようになります。


つまり、4倍の効果がある方法です。


その方法とは、

『覚えたことを誰かに教えること』です。

これで4倍の効果が得られます。



以上のことを踏まえて考えると、

『4倍効果的な友勉』をするには、


1.勉強会をする前日か前々日に、各自何らかの学習をしておく。

2.各自が覚えてきたことを、お互いに教えあう。


ということになります。


各自がそれぞれの得意分野を勉強してきて

友達に教えても良いですし、

敢えて苦手なところを担当しても良いですよね。


せっかく勉強会をするのであれば、

何となく集まってダベって終わらせてしまうより、

このように前もって役割分担しておけば、

自分も勉強になるし、友達からも教えてもらえるし、

一石二鳥とはこのことです。



是非とも活用して、4倍効果的な友勉をされることをゴテイアンいたします。


それでは今回はこの辺で。またお付き合いいただければ幸いです。








  

Posted by 井田陽平  at 21:00Comments(0)ちょっと使える話

2014年12月04日

冬期講習生募集





【陽平塾】では、冬期講習生を募集しています。


受験学年は、言うまでもなくラストスパートの時期です。


これまでほとんど勉強して来なかったという方

個別指導で、じっくり見て欲しいという方

他塾に通っているが、さらに充実のサポート必要な方

などなど、


少人数の個別指導ですので、

かなり多様なニーズにも対応できると自負しております。


非受験学年は、復習や予習、苦手克服など、

個々の課題を定めて、しっかりと態勢を整える時期です。


まずは事前にしっかり学習状況をカウンセリングいたしますので、

お気軽にお問い合わせ下さい。



冬期講習のみの受講もお受けしております。

また、レギュラー授業も土曜日に若干名の空きがありますので、

ご検討いただければ幸いです。



冬期講習の募集内容は下記の通りです。



日程:12月25日~12月30日、1月4日~1月7日
   ※統一模試は1月10日(土)

時間帯:①10:00~11:30
    ②12:00~13:30
    ③13:40~15:10
    ④15:20~16:50

授業形態:最大1対4までの個別指導

授業料:2,000円(+税)/1授業(90分)
    ※教材購入の場合は実費分

お問合せ:090-1882-7129(井田)

冬期講習申込書はコチラをクリック  

Posted by 井田陽平  at 10:00Comments(0)陽平塾

2014年10月17日

台風でも語彙力アップ




国語力、言語力の低下が問題視されて久しいですが、

日々の実感として、それがいまだ好転しているとは感じられません。



言葉を扱う能力は、学力にモロに直結しています。

全ての学力の土台となっています。


さらに言うなら、

人生を幸せに生きる力と言っても、過言ではありません。



では、こうした力を身につけるにはどうしたら良いのでしょうか。



言葉とは、「語彙」と「文法」から成り立っています。

まずは、その「語彙」を増やしていくことが大切になります。


では、どうしたら増やすことが出来るか。

それは、日々の生活体験の中から汲み上げて、形づけていくのです。


そのためには、親御さんの果たす役割が非常に大きいです。

親御さんが、日々の生活に溶け込んでしまっている言葉達を汲み上げて、

お子さんに示してあげることが必要です。



例えば、先日のように台風で家にいる時に、こんな会話が出来れば合格です。



親:「今頃、台風の目はどの辺りかな・・・?」

子:「台風の目って何?」


ここで、台風の目とは、台風の中心の風が弱く雲が切れた区域であること、

それが転じて、激しく動いている物事の中心で、

それを引き起こしている人や物のことを指すということを教えてあげて下さい。



親:「この辺りは台風銀座だからな・・・」

子:「台風銀座って?」


ここで、台風の通過が多く被害を受けやすい沖縄、九州周辺の地域を指すこと、

ある物が集中する場所を銀座と呼ぶことなどを教えてあげて下さい。



親:「明日は台風一過かな・・・?」

子:「台風一過って?」


ここで、台風が通り過ぎたあと空が晴れ渡りよい天気になること、

転じて、騒動が収まり晴れ晴れとすることを言うのだと、教えてあげましょう。



それ以外にも、

「まっすぐに立って歩くのが出来ないほどの強風だね」とか、

「襲い掛かるような雨の音がするね」などと、

出来るだけで良いので、比喩や慣用句を使って表現してあげて下さい。



今現在、ビンビンに台風を体験しながら、こうした言葉を聞くことで、

それが子どもたちの中で、使える「語彙」としてストックされていくのです。


お父さん、お母さんの腕の見せどころですね。



語彙力をつけることは、とても大切なことなので、

今後も折にふれて、これ以外の方法もお伝えしようかと思っています。



それでは今回はこの辺で。またお付き合いいただければ幸いです。


  

Posted by 井田陽平  at 14:00Comments(0)ちょっと使える話



先日の台風は、ご無事にやり過ごされましたでしょうか。

連休が丸潰れ、予定変更を余儀なくされた方も多いと思います。


私も千葉から実家の母が来島していたのですが、

ほとんどホテルに缶詰めになってしまい、かわいそうでした。



さて、お陰さまで【陽平塾】は、今年度の募集定員は残り3名となりました。

すでに火曜日と木曜日は締め切り、土曜日の1コマも締め切りとなり、

お受け出来るのは、土曜日15:40~17:10 のみとなりました。


今年度は、季節講習会以外は追加募集の予定はありませんので、

ご検討中の方は、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

  

Posted by 井田陽平  at 10:00Comments(0)陽平塾



【陽平塾】夏期講習生募集中!!



台風続きで大変ですが、いかがお過ごしでしょうか。



さて、【陽平塾】は、夏期講習の真っ最中ですが、以前にもお伝えした通り、

個別指導ですので、現在も受講をお受け付けしています。


すでに定員のコマもあるため、日程に多少制限はありますが、

成績アップのきかっけを掴みたい方のお申込をお待ちしています。



9月以降の募集ですが、すでに火曜日と木曜日が定員となり、

お受け出来るのは土曜日のみとなりました。



◎土曜日:14:00~15:30、15:40~17:10



少人数制の個別指導ですので、募集枠が少なくて申し訳ございませんが、

「個別でじっくり見てもらえる塾に行きたいな」

とお考えの方は、出来るだけお早めにお問い合わせ下さい。


夏期講習は受講せず、9月からの通塾開始でもOKです。


なお、今年度は今のところ追加募集の予定はございませんので、

ご了承下さい。


以上、よろしくお願い申し上げます。
  

Posted by 井田陽平  at 10:00Comments(0)陽平塾



【陽平塾】夏期講習生募集中!!


まず、お知らせを一点。


【陽平塾】は、夏期講習生を募集しておりますが、

個別指導なので、講習会開始後も随時お受け付けします。


今週は部活の総体があるため、まだ塾に行けない、

というお子さんが多数だと思いますが、

それが終わってからのお申込でも大丈夫ですよ。




さて、サッカーのワールドカップが終わりました。

我が日本代表は、グループ最下位。

内容的にも、はっきり言って全くいいとこなしでした。



世論は早くも新監督の話題で盛り上がっていますが、

こういう風潮を見ると、ちょっと待って下さいよ、と、

声を大にして言いたくなります。



今、日本サッカー界がしなければならないことは、

今回の失敗の原因を徹底的に追求し、

何が足りなかったのかを、まずはしっかり整理することです。


本当にこの4年間、やるべきことはやってきたのか、

政権を丸投げしたザッケローニは、適任者だったのか。


反省せず、何となく前向きな感じで終わらそうとしていないか。



でもこの悪習は、いつも、いつも、いつもです。


2002年の日韓共催の時は、大会の4日後にはジーコの名前が挙がり、

そのジーコで惨敗した2006のドイツ大会の時には、

何とワールドカップ期間中に、当時の会長だった川淵さんが、

帰国後の記者会見で、オシムの名をポロッと漏らすという茶番。



何の総括も検証もなく、誰が責任を取るわけでもなく、

勢いでなし崩し的にスタートを切ってきました。



これではダメなのです。



日本代表惨敗の原因は、ここにあり、と、

私は確信しています。




そして、タイトルの「夏休みにすべき勉強」に、

以上のことが、そっくりそのまま当てはまります。



まずは、これまでの学習状況をしっかり総括すること。

今後どうなりたいのか、明確に目標設定すること。


誰だって、もっと出来るようになりたいと思って勉強します。

でも、その気持を強く再確認することが、まず大切です。


それから、目標に対して足りないのもは何なのか、

どこから始めれば効率的か、しっかり考えて始めることです。




私が夏期講習でしていることは、

一言で言えば、このことのお手伝いですね。



お子さん一人でも出来ない作業では無いですが、

出来るならば全体を把握しているコーチがいた方が、

はるかに能率的ですから。




ご家庭でも、何となく夏休みの勉強を始めてしまう前に、

するべきことはないか、話し合う機会を持たれることを

ゴテイアンいたします。



それでは今回はこの辺で。またお付き合いいただければ幸いです。
  

Posted by 井田陽平  at 10:00Comments(0)ちょっと使える話




【陽平塾】夏期講習生募集中!!


タイトル:8
「国家の総力は、そこに暮らす人々の未来の可能性の総和」



今までの我が国では、一流企業、一流官庁に入るために

「一流校にさえ行けば」と子どもたちを叱咤してきた。

その過程で子供らしい夢や憧れを、「そんな事でいいのか」と押し潰してきた。


逆に、進学から落ちこぼれた子どもたちの夢は、成績が悪ければ、

「どうせ無理」という言葉で、これまた押し潰してきた。



その結果、我が国は経済大国にはなったが、

夢を失った国民からは新しい芸術も思想も産業も出てこない。

それが現在の我が国が閉塞感に覆われている原因ではないか。



「国家の総力は、そこに暮らしている人たちの能力の総和でしかありません。

しかも能力の総和というのは過去の業績の総和ではなく、未来の可能性の総和です。」


「本当の国家の総力というものは、そこに暮らす人たちの優しさと憧れの総和のはずです。

だから、優しさと憧れを奪ってはならないんです。」



たった20人の会社が宇宙開発に挑戦している。

もっと大きな会社は、もっと大きな、様々な夢を目指していけるはずだ。

そうした夢に向けた努力が、我が国の未来の可能性を押し広げていく。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



全9回にわたってお届けしてきた植松努さんのお話、いかがだったでしょうか。


人が人生を生きるということは、夢を見るということ。

その人生の価値は、どれだけ素敵な夢に向かって生きたかによる。


そんな思いを、改めて確認させてくれる内容だったと思います。



奄美の子に言いたい。

でっかい夢を持とうぜ!


自分の『やれることリスト』の中から夢を探しても、ワクワクしないでしょ。




では今回はこの辺で。またお付き合いいただければ幸いです。








  

Posted by 井田陽平  at 10:10Comments(0)ちょっと使える話



【陽平塾】夏期講習生募集中!!


タイトル:8
「植松電機に行ってから、何でもできるようになりました」



植松さんは、子どもたちのためにロケット教室を開いている。

わずかな火薬で、高度100メートルまで飛んでいく。

点火は電線を接続して、子供たちが自分の手で制御装置を操作して飛ばす。


海外製の教材なので説明書は英語だが、

植松さんはロケットの作り方を詳しく説明したりはしない。

失敗しそうになったときだけ助け船を出す。

それでも子どもたちは、自分が作ったロケットがものすごい勢いで飛ぶんだよ、

と教えられると、英語の説明書をなんとか読み解いて、作ってしまう。


他の子のロケットが飛んでいくのを見て、

不安に負けて「どうせ僕のはダメだろう」などと、つぶやく子もいるが、

その子のロケットが飛び出して、パラシュートを開いて戻ってくると、

「どうせ無理」というあきらめを克服することができる。


ある幼稚園の子どもが、ただたどしい字で

「植松電機に行ってから、何でもできるようになりました」

と感想文を書いてくれた事が、植松さんは嬉しくてたまらなかったという。

幼稚園児の「何でも」だから、たかが知れているだろうが、

何でもあきらめずにやってみよう、という気持ちで、

周囲のいろいろな事にチャレンジしているのだろう。


こうして自信を持った子供たちは、自然に周囲の友達にも優しくなる、という。

自分に自信のある人は、他人に対して「どうせ無理」などという冷たい言葉は吐かない。








  

Posted by 井田陽平  at 22:30Comments(0)ちょっと使える話



【陽平塾】夏期講習生募集中!!


タイトル:7
「えーっ、宇宙開発なんか、やったことないからできません」



「今度、ロケット作ることにした」と植松さんは、従業員たちに言った。

故郷で父親がやっていた植松電機に入り、

パワーショベルにつけるマグネットを開発して、売上を伸ばした後である。


皆は「えーっ、宇宙開発なんか、やったことないからできません」という反応だった。

これも「どうせ無理」という声である。


そこで植松さんは一人でロケットエンジンを作り始めた。

それがやっと動いて、美しい炎と轟音を発した時、

彼らは「わっ、ロケットエンジンってつくれるんだ」と知った。

自分たちにもできるかもしれない、と取り組み始めたら、

たった半年でロケットを作れるようになった。


現在、20人ほどいる従業員のほとんどは大学を出ていない。

もとはアメ屋や焼き肉屋でバイトをしていた若者たちだ。

そういう人たちが本業の傍らで、今や一生懸命に宇宙開発をしている。

最近は国の研究機関の人たちも大勢訪ねてくるが、

そういう超エリートたちとも、平然と会議をしている。


また社員たちは分からないことにも挑戦する姿勢を身につけたので、

近所の農家の人と一緒に、農業の機械の開発を勝手に始めたりしている。


人間、夢を持てば、それに向かって自然に努力をしてしまう。

そして、自分の持つ可能性を押し広げていく。

学歴がないから、頭が悪いから、中小企業だから「どうせ無理」という言葉が、

その可能性を殺してしまっていたのである。


逆に、成績を良くして一流企業さえに入れば、という形で、

子どもの頃の夢や憧れをつぶしてしまう事が、

飛行機の設計をしながら、飛行場に行ってもわくわくしない指示待ち族を作り出す。








  

Posted by 井田陽平  at 14:30Comments(0)ちょっと使える話



【陽平塾】夏期講習生募集中!!


タイトル:6
飛行機の設計をしながら飛行機が好きではない人たち



「どうせ無理」と言われながらも、あきらめずにやってきた植松さんは、

ついに名古屋で飛行機をつくる会社に就職した。

かつて世界一のゼロ戦を開発したた会社である。


植松さんはそこで様々な航空機の開発に関わることができた。

しかし、子どもの頃からの夢をせっかく実現できたのに、わずか5年半で辞めてしまう。


「なぜなら、その職場に飛行機が好きではない人たちが急増してきたからです。

飛行機の設計の仕事をしているにもかかわらず、

彼らは飛行機の雑誌を読もうともしませんでした。

彼らは飛行場に行ってもわくわくしないんです。

そして、ただ言われたことを言われた通りにやるだけでした。・・・」


「好きという心がなければ、よりよくすることはできません。

だから、指示をされないと何もできなくなるんです。・・・」


「彼らが悪いのではなくて、

彼らから好きという心を奪ってしまった仕組みに問題があります。」


彼らも植松さんのように、子どもの頃には

「自分のつくった潜水艦で世界の海を旅したい」

というような夢を持っていたはずだ。

しかし、「こんな、できもしない、かなわない夢を書いていていいのか?」と言う声に従って、

一流校をめざして、勉強に励んできたのだろう。


その結果、一流企業に勤めることができたが、

その時には、すでに幼い頃の夢は枯れてしまっている。

自分自身の夢を持たない人たちは、指示待ち族にならざるを得ない。








  

Posted by 井田陽平  at 09:30Comments(0)ちょっと使える話



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タイトル:5
「ライト兄弟は東大に行ってない」



植松さんは、飛行機やロケットの仕事をするためには、

本当に東大へいかなきゃ駄目なのかな、と考えた。

しかし、考えてみたら、飛行機を発明したライト兄弟は東大に行ってない。

だから、関係ないやと思って、自分で飛行機の勉強をしようと思った。


飛行機に関する外国の文献を辞書を引き引き読んだ。

航空用語はたくさん覚えたが、

そういう単語は中学や高校の試験には全然出てこない。

航空工学で使われる数学も自分なりに勉強したが、

それも試験には出てこない。だから、試験では赤点ばかりだった。


大学受験をしようと思ったら、高校の進路指導の先生は、

おまえには絶対無理だと言われた。

しかし、奇跡的に北見工業大学に受かった。

そうしたら、そこで学ぶ航空力学や流体力学は、

自分なりに勉強したこと、そのものだった。

中学高校では赤点王だったのに、

大学に行ったら勉強しなくともほとんど100点がとれるようになっていた。


それでも先生方は

「おまえはこの大学に来た段階で、残念だけど飛行機の仕事は無理だ」と言う。

「えっ、うそ!」と思った。

先生方は、ここは国立の工業系大学で偏差値が一番低いから、無理だという。

同級生たちは、もっといい工業大学を受けたのに落ちたので、

やむなくこの大学に来た人が大半で、「俺の人生はもう終わった」などとみんな言っている。


それでも植松さんは飛行機の勉強を続けた。

周りがもうダメだと言ったからといって、自分もダメだとは限らない、と思って。








  

Posted by 井田陽平  at 15:30Comments(0)ちょっと使える話



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タイトル:4
「どうせ無理」



小学生の頃は、テレビで『海底少年マリン』や『海のトリトン』を見て、

潜水艦や海の中が大好きになった。

美しい海の中を行く潜水艦に憧れを持った。


そこで6年生の時に、「ぼくの夢、わたしの夢」と題された卒業文集の中で

「自分のつくった潜水艦で世界の海を旅したい」と書いたら、

先生に呼び出しを食らった。

「他の子どもはちゃんと職業のことを書いているのに、

おまえはこんなものでいいのか? 

こんな、できもしない、かなわない夢を書いていていいのか?」と言われた。


「ぼくの夢、わたしの夢」のコーナーに自分の夢を書いて、

なぜ怒られなければいけないんだろうと、思ったという。

これが「どうせ無理」という言葉で痛い目にあった最初の経験だった。


中学校の進路相談の時間に、

先生から「おまえは将来どうするんだ?」と聞かれたので、

「飛行機、ロケットの仕事がしたいです」と胸を張って答えたら、

「芦別に生まれた段階で無理だ」と言われた。


その先生は、こう言った。

「飛行機やロケットの仕事をするためには東大に入らなければいけない。

おまえの頭では入れるわけがない。

芦別という町から東大に行った人間は一人もいない。

そんなバカなことを考えている暇があったら、

芦別高校に行くのか、芦別工業高校に行くのかをよく考えて選べ。」








  

Posted by 井田陽平  at 10:30Comments(0)ちょっと使える話



【陽平塾】夏期講習生募集中!!


タイトル:3
「お前もきっと月に行けるぞ」



植松さんが、なぜ、それほどに「どうせ無理」という言葉を

この世からなくしたいと思っているのか。

それを理解するには、植松さんの生い立ちを辿る必要がある。


植松さんは3歳の頃、お祖父さんに大切にされた。


「僕はじいちゃんが大好きでした。じいちゃんは落ち着きが足りない、

変な子どもだった僕を大切にしてくれたんです。

そして、僕にアポロの着陸を見せてくれました。僕が三歳のときです。」


「僕はアポロの着陸そのものを覚えてはいません。

僕が覚えているのはじいちゃんのあぐらの中の温もりです。

じいちゃんのあぐらの中に座った僕にテレビを見せながら、

『人が月を歩いているぞ。すごい時代になったぞ。お前もきっと月に行けるぞ』

とじいちゃんは言っていました。」


「自分が大好きだったじいちゃんの、

今まで見たこともない喜びぶりが僕の中に記憶されました。

だから、僕は飛行機やロケットが好きになったんです。

飛行機の本を手にとり、飛行機の名前を覚えたらじいちゃんが喜んだ、

ただそれだけで、僕は飛行機やロケットが大好きになったんです。」


3歳の子どもでも、大好きな人が喜んでくれることをしようとする。

それがきっかけだった。








  

Posted by 井田陽平  at 15:00Comments(0)ちょっと使える話